【日記】31歳で体験したオーストラリアワーキングホリデーを終えての個人的な感想
2019年の12月に1年間のワーキングホリデーを終えて日本に帰国してしました昌江です。だいぶ日本に帰ってきてから時がたってしまいましたが、すっかり日本に馴染みました。
【オーストラリアの大地より】
この記事では1年間オーストラリアで生活してきて感じたことや、何をしたか、そして日本に帰ってきてから感じたことをつらつらと書いて行きたいと思います。
長々と書いているので、興味のある方だけ読んでみて下さい!
☆ワーキングホリデーになぜ行ったか
まず私たちの場合はお金を貯める&英語の2つの大きな目的でワーホリ行きを決めました。
1つ目のお金に関しては、ワーホリに行く前はパートナーの勇貴くんと世界一周的な旅をしており、その旅中の最後の方で金欠になってしまいました。旅を続けるためにお金を稼がねばということになり、どうせなら海外で稼いじゃう!?みたいなのりに。
しかもラッキーなことにワーホリ経験者の日本人と旅中に出会い、行く前に仕事をゲットできてしまいました。これがオーストラリアに行くのを決定的にした理由だと思います。
もう1つの英語に関しては、将来的に日本に来る外国人旅行者をもてなす宿を経営する目的があったので、最低限はしゃべれるように!とのことで英語環境で、なおかつお金も稼げるワーキングホリデーの環境を選びました。
☆なぜオーストラリアを選んだか
【今は山火事で大変なオーストラリア、コアラのマーチ募金をしてます】
お金がいいから!その一言に尽きます。
英語園のワーキングホリデーといえばカナダ、イギリス、ニュージーランドが人気ですか、この中だったら断然オーストラリアが1番稼げます。
カジュアルワーカーの最低時給が24.36ドル
日本円で1800円くらいです。
良くないですか!?
もちろんファームで働くと時給制でなく、歩合制の場所も多々ありますが、普通の場所で働けたらこの時給なんです。
【週末の楽しみはちょっと贅沢にいいお肉を買ってのステーキ!】
ただオーストラリアのデメリットももちろんあって、英語が結構なまってます笑
都市は大丈夫ですが、田舎の人たちは結構アクセント強めの英語をしゃべってます。慣れないとこれが結構キツいです。
個人的には語学目的でワーホリにいくなら
・綺麗な英語を学ぶなら→カナダかイギリス
(でもイギリスは倍率高いので難易度高め)
・お金を稼ぐなら→オーストラリア
・ニュージーランドも訛りが強いし、賃金は良くないので、旅行で行くことをオススメします笑
☆オーストラリアでしたこと
私が1年間でした仕事をざっくりとご紹介します。
◇12月中ごろ〜1週間ワーカウェイ体験 in Tasmania
【子どもたちと一緒にNetflix鑑賞中のゆうきおじちゃん】
以前の世界一周旅行でも利用したワーカウェイで、7人の子供がいるファミリーにお世話になりました。可愛すぎる子供たちとの触れ合いは今でも忘れられない素敵な思い出です。
ワーカウェイでの体験談の記事はこちらから↓
◇12月末〜2月末 チェリーピッキング&アップルシニング&チェリープルーニング in Tasmania
チェリーピッキングは初心者ながら稼げたけど、プルーニングとアップルはぜんぜん稼げず。まだオーストラリアの生活に慣れず、周りの外国人と馴染めず少し辛かった。
【辛かったアップルシニングとチェリーピッキング。。。】
そして車がないとオーストラリアでは生きていけないと初日で感じる。
タスマニのファーム関連記事はこちらから↓
◇3月〜9月中頃 ミートファクトリーでスライサーとして働く in Victoria
とにかく時給が良かったので、肉工事で6ヶ月間働くことを決める。私がもらっていた時給は28ドル!(2120円くらい)
毎日同じ作業の繰り返しで、つまらなくて何度もやめたくなったけど、お金のために我慢して働いてた。
それでもいい友達もできたし、いい上司の下で働けたので環境的には悪くなかったと思う。ただ仕事中はほとんどしゃべらなくてもいいポジションだったので、英語力的には伸びず。
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◇10月上旬〜11月いっぱい ブルーベリーピッキング in New South Wales
ビザの期限が迫ってきていたので、短期間でも雇ってもらえそうなファーム仕事を探しました。ちょうどブルーベリーの時期だったので、ピッキングの仕事にありつけることに。
【毎日ひたすらブルーベリーをもぎもぎ‼︎】
このファームはかなり国際色豊かな人たちが働いており、居心地がよく、英語もミートファクトリーにいる時よりだいぶ話す機会がありました。
英語を学ぶには友達を作るのが1番だということを再認識しました。
【驚異のメガネ率100%!!】
1年間で私が働いたのは3種類のお仕事だけ。やはり1年は短いですね。セカンドビザが取れる年齢がうらやましい!
もしもう1年オーストラリアにいれるなら、都市で飲食の仕事に就いて、シティライフを体験してみたかったです。。。
【とてもいい思い出になったブルーベリー生活☺️】
ブルーベリーファームでの体験記事はこちらから↓
☆ワーホリに行って良かったか悪かったか
結論からいってよかった!
日本だとよくワーホリには行くな!とか、日本に帰国してから就職につけないとか悪いイメージもあるけど、少しでも行きたい気持ちがあるなら絶対に行くべきだと思う。
海外での経験は、やっぱり視野が広がるからいって損はまったくない。なんならもっと若いうちに行きたかった。。。
【海好きなら絶対オーストラリアを楽しめます!】
そして1年はあっという間。オーストラリアなら2年間滞在するのをオススメします。
1年目は知らないことだらけで失敗もするけど、2年目にはその経験を踏まえてレベルアップできると思う。
☆日本に帰って感じたこと
思っていたよりテンションが上がらなかった自分にびっくりしました笑
わぁ〜日本だぁ!みたいな気持ちは帰国日だけで、それ以降は物足りなさとつまらなさが8割くらい。
【日本に対して疑問を感じるところはたくさんあるけど、日本食は世界一。】
すぐに働くわけでもなく実家にお世話になっているので、仕事してない分家事をしたり家にいることが多かったので、急に刺激のない生活に戻ったので、めちゃくちゃつまらなかったです。
テレビはつまらないし、
市内を車で運転すれば道が狭くて、人も車も多く、渋滞にも巻き込まれイライラ。オーストラリアではほとんど渋滞にあったことがなかったし、人が密集しているところが少ないので、とてもストレスに感じました。
【1年間ともにオーストラリアの大地を走り抜いてくれた私たちの愛車】
コンビニで買い物したときは、レジ前に人が並んでいて混んでいる状態の中、店員さんは一生懸命働いているのに待っているお客さんからはイライラが伝わってくる感じが、みていて辛かった。
海外では平気で待たされるし、客として訪れても変な待ち時間がたくさんあったけど、接客する側はそんなことぜんぜん気にしてなかった。店員とお客の関係性がもっとフレンドリーで対等な感じが、私はとても好きだった。
【Take it easy の精神でみんな働けたらどんに幸せでしょうか】
日本の古き良き文化や、食文化は大好きだけど、仕事や社会の中のサービス過剰なところにはとても疑問を感じるようになった。
【寒川神社での一コマ】
気の利きすぎるサービスをされると、ちょっと引いてしまうようになった。海外に行く前はそのサービスが当たり前で、自分が提供する側だったらするべきことと思っていたけど、そんなことない。日本人は自分で自分の首を締めているなぁとつくづく感じるようになりました。
ともあれ日本に帰って久しぶりに友達と会ったり、家族と一緒に過ごせるのは嬉しい!
もう日本に永住することは決めたので、順応して、自分たちの生きやすいように目標に向かって走っていくまでです。
☆これからの予定
まず年内の目標は長野県に移住すること。最終的にはゲストハウスを経営すること。
そのために今は職業訓練校に通う予定を立てています。なんで!?と思う人もいるかと思いますが、自営業するためにwebデザインの技術をぜったい身につけたほうがいいと思い、お金のあまりかからない職業訓練校という選択肢をしました。
※職業訓練校とは…失業中の人が再就職するための共職業訓練を行う施設のことです。
相方の勇貴くんは2月後半から長野県のゲストハウスの店長として働き始めました。しばらくはまた遠距離の生活になります。
【遠距離ベテランカップルも6年目を迎えました】
今は移住のイベントにいくために、ちょこちょこ東京に足を運んだり、たまに実家のお手伝いをしています。
とりあえず職業訓練校が始まるのは3月からで、今は選考中なので、落ちないように準備するしかありません😂訓練校は絶対入れるわけではないので。
3月からの入校を目指して、がんばります。
現場からは以上です!